【石鹸置き】ステンレス・プラ・シリコン3種を検証比較!おすすめのソープディッシュは?

お風呂や洗面所で使うソープディッシュ(石鹸置き)。
いざ買いにいくと色々な種類があって、どれが良いのか迷っちゃいませんか?

今回は、ソープディッシュの主な素材である

  • ステンレス
  • プラスチック
  • シリコン

の代表的な3つの素材の違いについて、実際にソープディッシュを購入し、1ヶ月間徹底的に検証してみました!

ソープディッシュの素材の特徴メリットデメリットや自分に合った素材が気になる方はぜひ、参考にしてくださいね。

ステンレス・プラスチック・シリコン素材のソープディッシュ

まずは、今回購入した各素材の石鹸置きをご紹介!

ステンレス製ソープディッシュ

使用前のステンレス製の石鹸置き上から構図

シルバーがスタイリッシュなステンレス製。

プラスチック製ソープディッシュ

使用前のプラスティック製の石鹸置き上から構図

シンプルなホワイトのプラスティック製。

シリコン製ソープディッシュ

使用前のシリコン製の石鹸置きを上から構図

斜めに石鹸を置けるシリコン製。

どの石鹸置きも見たことのある素材ではないでしょうか?

他にも100均や無印良品などに売っているスポンジタイプや、インテリアショップで見かける珪藻土や木製タイプなどもありますが、今回は一般的に手に入りやすいこれらの3つの素材に絞って検証します。

【実際に検証】3つの素材を1ヶ月使い比べてみた

実際にステンレスプラスチックシリコンのソープディッシュを1ヶ月間使い比べてみました。

ステンレス、シリコン、プラスティックの石鹸置きを比較

どの素材が一番使いやすいのか、汚れ具合や水はけなども徹底検証!

最後には筆者の個人的なおすすめもご紹介しますね!

ソープディッシュ比較検証

3種類の石鹸置きで、以下のポイントを中心に比較しました。

  • 水はけの良さ
  • 汚れの付きやすさ
  • 使い勝手(滑り止め、安定感)

検証期間中の各ソープディッシュは、一切お掃除禁止(笑)!汚れがついてもそのままにして汚れ具合を確認していきます。

また、設置箇所は浴室で、シャワーのお湯が適度にかかる場所であり、毎日3つの石鹸を同じ程度使い続けました。

実施概要

ステンレス、シリコン、プラスティックの石鹸置きの違い

検証期間:1ヶ月
設置箇所:浴室のお湯が適度にかかる場所
浴室状況:24時間換気を実施
使用頻度:毎日1回
使用石鹸:ドラッグストアで購入した3個パックの一般的な石鹸

【石鹸置き】3種の素材を1ヶ月使い続けた結果

では早速、3種の石鹸置きをバスルームで1ヶ月間、一切お掃除せずに使い続けた結果を紹介したいと思います。

素材別の水はけ具合比較

まずは水はけの良さを比較してみました。

ステンレス製の水はけ
使用前のステンレス製の石鹸置き真上から構図

ステンレス製は基本的に水はけ良好。石鹸の水分がすぐに流れ落ちます。しかし、石鹸と接地している細いステンレス部分へ徐々に食い込んでくるようになり、2週間くらいするとその部分だけ水っぽさが残るようになってきました。日が経つほどに、手に取ると石鹸の下側がぬるっとするようになってきます。

プラスチック製の水はけ
使用前のプラスティック製の石鹸置き真上から構図

プラスチック製も構造的に水はけは悪くありません。ですが、ステンレスと同じ原理で石鹸との接地部分が細いので時間とともに少し食い込みが出てきて、その辺りにぬめりが残り、底面の風通りも悪いため石鹸下側のぬめりが常に残ってくるようになります。手に取ったときに何度かぬめりで落としてしまいました(汗)

シリコン製の水はけ
使用前のシリコン製の石鹸置きを真上から構図

シリコン製は水はけが非常に良かったです。石鹸の水分がすぐに流れ落ち、構造的に風通しも良く、石鹸との接地面も広いため食い込みがありません。毎日、手に取っても1ヶ月間ぬめりを感じませんでした。

素材別の汚れ具合比較

次に、1ヶ月後の石鹸置きの汚れ具合を比較してみました。

ステンレス製の汚れ
使用後1ヶ月のステンレス製の石鹸置き上から構図

石鹸との接地部分は、やはり食い込みで水っぽくなりやすいことから、溶けた石鹸が残りやすく、石鹸残りが見られます。

使用後のステンレス製の石鹸置き横から構図

台部分なども、石鹸の跡で部分的に白くなってます。

使用後のステンレス製の石鹸置き足部分の構図

細い格子状なのでお掃除はちょっと手間がかかりそうです。

プラスチック製の汚れ
使用後1ヶ月のプラスティック製の石鹸置き上から構図

プラスチック製は、底の風通しの悪さからぬめりと共に石鹸が少し残る結果に。

使用後1ヶ月のプラスティック製の石鹸置き縁の汚れ構図

このソープディッシュの場合、横幅が石鹸にジャストフィットして綺麗に収まっているのですが、そのおかげで石鹸を戻す時に左右の縁の部分に石鹸が掠りやすく、石鹸が削れて残りやすい状態でした。

使用後1ヶ月のプラスティック製の石鹸置きの中の構図

プラスチックだと一度ついた石鹸残りがこびり付きやすいですね。

シリコン製の汚れ
使用後1ヶ月のシリコン製の石鹸置きを上から構図

シリコン製は、全体的にぬめりはないものの、石鹸との接地部分には石鹸が白く残っています。

使用後1ヶ月のシリコン製の石鹸置きをアップの構図

後ろ側や裏側などは比較的キレイな状態となりました。

使用後1ヶ月のシリコン製の石鹸置きを後ろから構図

使い勝手(滑り止め、安定感)

最後に、使い勝手を比較してみました。

ステンレス製の使い勝手
使用前のステンレス製の石鹸置きに石鹸を置いた上から構図

ステンレス製は足に滑り止めが付き、構造的にも非常に安定しています。他の2つと比較するとサイズが大きいため、少し広めのスペースが必要になります。ステンレス素材なので、浴室で落とすと大きな音がするため注意。

プラスチック製の使い勝手
使用前のプラスティック製の石鹸置きに石鹸を入れて上から構図

プラスチック製は今回、石鹸にぴったりサイズなので、使い始めの大きいうちは石鹸を取り出しにくく、ぬめりがある場合はしっかり意識しながら手に取らないと石鹸を落としそうになります。本体に滑り止めはありませんが、コンパクトなので置き場所が水平でぬめりが無ければ、基本的に安定感があります。浴室で落とすと高い音が響きます。

シリコン製の使い勝手
使用前のシリコン製の石鹸置きに石鹸を置いた上から構図

シリコン製は、その素材の特性から滑り止め効果が高く、安定感があります。サイドにガードがなく斜めに置かれているので石鹸が取りやすく、置きやすいです。普通に置けば全く問題ないのですが、濡れている石鹸を横から勢いよく置くと向こう側に滑っていくので注意です(手から滑って一度向こう側までスライディングしそうになりました笑)。浴室で落としても柔らかい素材なので派手な音はしません。

ソープディッシュの素材別おすすめ

1ヶ月の検証結果をもとに、それぞれの素材のおすすめをまとめました。

ステンレス製はこんな人におすすめ

使用前のステンレス製の石鹸置きに石鹸を置いた横から構図

ステンレス製のソープディッシュがおすすめなのは、

お風呂場にステンレス製のラックなどがある人

ステンレス製のラックやシャワーラックなどがある場合、シルバーで統一感が出ておしゃれ度アップ!

百均などで手軽に買いたい

百均などで手軽に買えるステンレス製は、コストパフォーマンスも良好です。

形状にこだわりたい

ステンレス製は、メーカーによって様々な形状が売られているので、選択肢が広くて好きなタイプから選べます。

プラスチック製はこんな人におすすめ

使用前のプラスティック製の石鹸置きに石鹸を入れて横から構図

プラスチック製のソープディッシュがおすすめなのは、

コストパフォーマンス重視

プラスチック製は比較的安価で手に入るので、コストを抑えたい人にぴったり。

軽量で扱いやすい

軽くて扱いやすいので、重いものを避けたいシニア層にもおすすめです。

カラーバリエーションやデザインが豊富

カラフルで様々なデザインが多く売られており、色や可愛さ、おしゃれさにこだわりたい人におすすめ。

シリコン製はこんな人におすすめ

使用前のシリコン製の石鹸置きに石鹸を置いた横から構図

シリコン製のソープディッシュがおすすめなのは、

水はけやぬめりが気になる人

水はけが良く、ぬめりがつきにくいので、清潔感を重視する人に最適。高級な石鹸や柔らかめのシャンプバーにも安心して使えます。

使い心地を重視したい人

安定感があり、取りやすく置きやすいので、使い心地が良いです。また、素材の柔らかさは安全性が高くお子様のいるご家庭にもおすすめです。

楽に掃除したい人

シリコン製は汚れが落ちやすく、シンプルな構造なのでお掃除に時間も手間もかかりません。

ソープディッシュの選び方|失敗しないポイント

今回の1ヶ月検証で、これからソープディッシュを買う方に、購入前のチェックポイントをまとめてみました!ぜひ参考にしてくださいね!

ステンレス製のチェックポイント

ステンレス製のソープディッシュを選ぶ際は、以下のポイントに注目してみましょう。

  • 水はけ:石鹸の下に空間のあるもの
  • 形状:シンプルで太めのステンレス
  • 耐久性:錆びにくいステンレスを選ぶ

安価なステンレスは錆びやすいので、長く使いたい場合は少し高価なもの(素材の品質を明示しているもの)を選ぶと良いですね。

プラスチック製のチェックポイント

プラスチック製のソープディッシュを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 素材:割れない程度の厚さのある素材
  • デザイン:複雑なものは掃除のしやすさを確認、なるべく丸みのあるものが石鹸が引っかかりにくい
  • サイズ:プラスチックは小さい形も多いので、使う石鹸とのサイズ感を確認

プラスティック製は割れやすいため、床の硬いお風呂場では壊れやすい傾向があります。なるべく丈夫そうなものを選びたいところです。

シリコン製のチェックポイント

シリコン製のソープディッシュを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 素材:薄かったり、柔らかすぎて不安定感がないか
  • 水はけ:水はけの良い構造になっているか
  • デザイン:溝が細すぎて汚れが溜まりやすくないか

シリコン製は柔らかい素材なので、薄すぎると安定感がなく、平らなタイプは水はけが悪い場合があります。

石鹸置きの共通チェックポイント

どの素材を選ぶにしても、以下のポイントは共通して要チェックです!

  • サイズ:石鹸のサイズより少し余裕のあるサイズを選ぶ
  • デザイン:掃除がしやすいか、石鹸との接地面が食い込みやすいか
  • 破棄対応:素材が燃えるゴミか不燃ごみか?(地域によるため、素材名+お住いの地区で検索してみてね)

ソープディッシュのおすすめ素材

今回、実際に検証した筆者が個人的に一番良かったのは「シリコン製のソープディッシュ」でした。

石鹸置きの1ヶ月検証の結果おすすめはシリコン製

各素材それぞれ検証の感想

ステンレス製は、サイズ大きめで石鹸は取りやすく、安定感がありました。ですが、浴槽内にシルバー素材が他になかったので、統一感がなくちょっと浮いてしまうんですよね笑。

検証後のお掃除も一番時間がかかりました・・。

プラスチック製は、コストパフォーマンスは良いのですが、使い続けるほどにぬめりやすくなってきたので、水のかかる場所に置くなら気をつけたいですね。特に今回の石鹸置きは、取り出しにくさもあったのでちょっと残念でした。検証後のお掃除は、角についた汚れは少し取りにくいですがお湯とスポンジできれいになりました。

シリコン製は、大きなマイナスポイントが見つからず、ストレスフリーな使用感。検証後のお掃除では素材のおかげか、溜まった汚れも簡単にサッと拭くだけで綺麗になりました。

手が触れたときに冷たさや固さを感じないのも、使いながら気づいた癒やされポイントでしたね。ナチュラルな色合いもバスルームを優しい雰囲気にしてくれてグッドです!

また、筆者は石鹸よりも柔らかめのシャンプーバーをいつもは愛用しているので、めり込みにくいシリコン製が合ってました。

ということで、これからソープディッシュを買う方は、ぜひこの検証結果を参考に、毎日快適に使える石鹸置き(ソープディッシュ)を見つけてくださいね!

 

ブログに戻る

プレゼントキャンペーン実施中

InstagramかXへCHANTの商品写真を付けて発信すると抽選で毎月2名様に「TANE」をプレゼント中!

発信の際に以下のメンションを付けることで応募できます

Instagram:@chanttokyo
X:@chanttokyo

CHANTのLINE

CHANTのLINEに登録すると、TANEやKIYOMEについてより詳しく効果を知ることができます